2019年02月04日 18:50更新
盲目の女旅芸人「瞽女」、その最後の一人小林ハルさんの人生を描いた映画「瞽女」のロケが4日、上越市と妙高市で行なわれた。
映画「瞽女」は三条市出身で「最後の瞽女」と呼ばれた、小林ハルさんの半生を描いた映画。監督を務める瀧澤正治さんは「瞽女」の構想に16年を費やした。
(左)瀧澤正治監督
4日はハルさんの子供時代を演じる川北のんさんが、上越市戸野目の雁木通りで門付をするシーンの撮影が行なわれた。
(右)川北のんさん
撮影では上越市民2人がエキストラとして通行人の役を演じた。場面は雁木を歩いてくる瞽女に道を譲るというもの。
エキストラの出演者は「初めての体験で、こんなに沢山の人が映画に携わっているのかと驚いた」と話した。上越市での撮影は約3時間行なわれ、その後、妙高市に移動し撮影を行なった。
今後の予定は新潟市南区にある旧笹川邸で行なわれる他、4月中旬からは再び上越市で2週間ほどの撮影が行なわれる。
瀧澤監督は「今回のシーンでは助けあいや支えあう気持ちを表現した」と振り返った。また、初めてきた上越市と妙高市については「町家や雁木に住んでみたい。市民の方には古くからある建物や環境をいつまでもずっと残していってほしい」と話した。
映画「瞽女」の公開は来年公開予定で、監督は東京オリンピックで日本をおとずれる外国人観光客にも見て欲しいと話していた。
なお、映画のプロモーション映像がインターネットで公開されている。
映画「瞽女」公式HP→http://goze-movie.com/
※ご覧の記事の内容は2019年2月4日(月)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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