2019年01月25日 16:20更新
個性豊かなお守りです!
上越市立吉川小学校の児童たちが25日、ふるさとの伝統を学ぼうと小正月の縁起物「ちんころ」作りに挑戦した。
ちんころは小正月の縁起物でうるち米で動物などをかたどって作る。25日は、3年生17人が地元の小浜屋菓子店の中村崇さんから教えてもらいながらちんころ作りに挑戦した。
材料は、食紅でピンク、黄色、緑、白の色を付けたうるち米。動物の形が多いちんころだが、きょうは、児童が好きな形を作る。
猫を作った児童は「足の部分を作るのが難しかったが楽しかった。家の玄関に飾りたい」猪を作った児童は「毛並を表現するのが大変だった。自分の部屋の机の上に飾る」と笑顔を見せた。
講師を務めた中村さんによると、小浜屋菓子店では約100年前からちんころを作っている。昔は一般家庭でも作られていたが現在、吉川区では小浜屋菓子店のみとなった。中村さんは児童のちんころを見て「力作ぞろい。アイディアがいろいろある」と話した。また「こどもたちが将来吉川を離れても毎年この時期にちんころを思い出してほしい。この中から後継者が出てくれると良い」と期待していた。
※ご覧の記事の内容は2019年1月25日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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