2019年01月10日 15:03更新
ターゲットが見えてきました!
上越市の高田小町や旧師団長官舎など、歴史的建築物に市外から訪れた人の数が年々増えていることが上越市の調査でわかった。
これは上越市が、高田小町・旧師団長官舎・旧今井染物屋の3施設について、平成25年度から29年度までの管理日報を調べた結果。
それによると、高田小町を市外から訪れた人は平成25年度は1,444人だったが、年々増加し、29年度は3,873人と約2.7倍になった。その理由は、北陸新幹線の開業により、個人の観光客やバスツアーによる団体客が増加したことが挙げられる。
旧師団長官舎では平成25年度の5,056人から年々減少し、28年度には4,574人となっていたが、29年度は6,353人と大幅に増加。
この理由について、上越市企画政策課では、29年に発行されたJR東日本の会報誌「大人の休日倶楽部」に掲載されるなどメディアへの露出による影響があるとみている。
また旧今井染物屋では、年間公開日を50日とした場合、市外からの訪問者数は平成25年度が629人だったのに対して、29年度は倍の1,274人となった。訪問者の出発地については関東方面がもっとも多く、次いで下越地方となっている。月別では観桜会の時期が最も多く、夏のお盆の時期が次いでいる。
上越市の企画政策課では、一定数の訪問がある関東の50代から60代の女性をどう取り扱うかなど、調査結果を基に誘致するターゲットを検討していく方針。
※ご覧の記事の内容は2019年1月10日(木)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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