2018年12月14日 18:37更新
今年の夏の猛暑を受け、上越市は熱中症対策として市内すべての小中学校の普通教室にエアコンを設置する方針を明らかにした。
これは14日開かれた上越市議会定例会で市が明らかにした。現在、市内で普通教室にエアコンが設置されているのは安塚中学校、中郷中学校、そして今年4月に開校した有田小学校の3校。
有田小学校
市ではこれ以外の小学校49校、中学校20校の普通教室665室にエアコンを設置する方針だ。
また高田幼稚園の保育室3室にも設置する方針。事業費は約20億4,400万円を見込む。内訳は、国の交付金が約3億4,000万円、市の財政調整基金から約10億3,000万円、市債で約6億7,000万円。
有田小学校
村山市長は市議会で「市の方針として3か年計画だったが、財政調整基金を取り崩してもやるべき」と話した。
この事業費を盛り込んだ補正予算は14日、上越市議会定例会で追加提案され、来週18日の議会最終日に審議される。議決されたあとは、市内に本社がある施行業者を中心に、来年2月中に工事契約を結ぶ。エアコンの設置時期については、来年夏までに終えたい考えだが、台数が確保できなければ、多少ずれこむという。
一方、音楽室などの特別教室への設置は、普通教室よりも使用する頻度が低いなどの理由から今回は見送られた。
※ご覧の記事の内容は2018年12月14日(金)JCVニュースLiNKで放送(TV111ch) 初回18:30~
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