2018年10月07日 19:24更新

任期満了に伴う妙高市長選挙に向け、立候補を表明している新人の渡部道宏さんの市民総決起集会が7日開かれた。渡部道宏さんは元妙高市職員で現在は行政書士を務めている。主催者によると総決起集会に参加したのは約300人の市民。元新井市長の大塚久郎さんや元妙高高原町長の岡山紘一郎さんなど支持者らが壇上で支援を呼びかけた。続いて渡部さんが現在の市政は閉鎖的だとして「元来私は妙高市役所にいて、公務員の組合に出向で2年間、新潟市にいた。そこで色んな市役所をまわって（気づいたが）妙高市役所はなぜ元気がないのか？上から押し付け型の仕事は面白くない。職員はパソコンに一生懸命向かい合っている。」と話した。このほか中心市街地の活性化対策として、地権者、事業者、行政が三位一体となって改革を進めるべきと強調した。そして、「市街地に住んでいるから買い物がしやすい、遠くに住んでいるから買い物がしにくい…少しでもその不公平を解消したい。高原のペンション街では、ほとんどの人は買い物するのが一日仕事になっている。バスを待って下りてきて買い物してまた上がる。物がないときは電車に乗って長野まで出る。私は移動販売車に力を入れていきたい。」と語った。妙高市長選挙には現職の入村明氏も立候補を表明している。妙高市長選挙は10月21日に告示、28日に投票。即日開票される。ＪＣＶでは開票日の10月28日（日）よる9時から開票速報を生中継でお伝えする。