2018年03月24日 14:29更新

東日本大震災の復興事業が進む宮城県石巻市に来年度、上越市から土木の専門家が派遣されることになり23日、辞令が手渡された。

石巻市へ派遣されるのは、上越市道路課の土木技師 加藤守さん。任期は来年３月までの１年間です。浦川原区総合事務所に勤務していた際、道路や用水路の改良、災害復旧など土木全般に携わった経験がある。今回、打診を受けて、単身赴任での派遣を決意した。

加藤さんは「家族を残すがチャンスととらえ決意した」「経験生かし石巻の復興が一歩でも進むよう精いっぱいやりたい」と決意を語った。

市長から激励を受ける加藤さん

加藤さんによると、石巻市では津波被害が大きかった集落の高台移転にむけて基盤整備が大詰めをむかえているという。

上越市から石巻市への派遣は、加藤さんが14人目。