2018年02月15日 18:19更新
今月末に開催される「にいがた妙高はね馬国体」の会場に、県立高田農業高校の生徒が育てた花を飾ることになり、出荷に向けた準備が進んでいる。
花を育てたのは高田農業高校・草花園芸コースの2年生17人。県からの依頼で、国体の開会式と閉会式が行われる妙高市文化ホールのステージに花を飾る。
花は中国が原産のプリムラ・マラコイデスで、赤・白・ピンクあわせて150株が出荷される。一株の高さは約30cmで、小さな花をたくさんつけるのが特徴。同校の卒業式でも飾られているほか、周辺の小学校でも卒業式に使われることから式典に相応しいこの花が選ばれた。
生徒は去年秋から育てはじめ、鉢の植え換えや剪定作業など見映えがよくなるよう丁寧に育ててきた。来週21日(水)に出荷を控え、最後の肥料を与えた。
生徒は「花は袖などに当たると、すぐに折れたり、曲がったりするので、気を付けて育てている。」「この花が本当に高校生が育てたのかと思ってもらえるようなきれいな花にして、見た人の心が安らいでくれれば」と話している。
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