2025年02月27日 16:00更新
上越市は季節に頼らない通年観光計画に合わせ、春日山地域を上杉謙信から連想する「勝負強い」、「純白」というイメージでPRする考えです。今後は観光の目玉になる春日山城跡、春日山神社、春日神社の3か所で、イメージをもとにした具体的な取り組みを検討することにしています。
上越市は通年観光計画に合わせ、春日山地域のイメージ戦略案などを今月12日(水)に開かれた上越市議会 文教経済常任委員会で説明しました。
それによりますと地域全体を「勝負強い」「純白」の2つのイメージで売り込む考えです。「勝負強い」は軍神と言われた上杉謙信の戦績、「純白」は「義」を重んじる謙信の精神性、謙信が被る白い頭巾などを参考にしました。いずれも市民アンケートやワークショップの意見をもとにしています。
主なターゲットは来訪者の調査をもとに、 県内、首都圏、長野県の40代と50代の男性、県内や長野県に住む30代の男女やファミリー層の2つです。観光の目玉になるのは、春日山城跡、春日山神社、春日神社の3か所です。市ではそれぞれの場所で「勝負強い」「純白」の要素が感じられる具体的な取り組みを今後、検討することにしています。
写真提供:上越市教育委員会
これに合わせ、春日山城跡では景観整備などのため、スギの伐採が春日山神社の奥の千貫門から直江屋敷にかけての中腹で今月6日(木)から行われています。木を運ぶ時に遺構を傷つけないよう、作業は慎重に進める必要があります。このためクッション代わりになる雪を利用しています。作業は来月14日(金)に終わる予定で、100本ほどが伐採されます。
市ではイメージ戦略案などを3月、正式に決める予定です。
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