2017年11月13日 18:06更新
冬期間における上越市の市道の円滑な交通の確保に向けて11日、ユートピアくびき希望館で除雪出動式が行われた。
出動式は市道の除雪作業に対する意識向上を目的に毎年行われている。除雪事業者103社の代表と市の職員など約180人が参加し、上越市が今年度新たに取得した除雪車8台の鍵が業者に渡された。今シーズンは計456台の除雪車と、オペレーター約780人で対応する。
ここ数年の課題は若手オペレーターの確保だという。780人のうち全体の22%が60歳以上と高齢化が進んでいる。市ではこうした現状を改善しようと、今年8月から除雪オペレーター雇用促進制度を設け、40歳以下の人に対して資格を取るための費用5万円を補助している。今年は6人が申請し全員が資格を習得した。
上越市の野口副市長は「年々高齢化するなかで、若い方からも携わっていただきたい。若い人たちに手をあげてもらい、除雪オペレーターの担い手になってもらえたら嬉しい」と話した。
式では長年市道除雪に携わってきた功労者の表彰も行われ、除雪作業歴20年以上で無事故・有資格者の25人に表彰状が贈られた。
※2017年11月13日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~
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