2024年01月25日 08:26更新
うちわ太鼓を叩きながら上越市高田の市街地をまわる日蓮宗の寒修行が今月20日大寒の日から始まっています。地域住民から寄せられた浄財は能登半島地震の被災者に義援金として送られます。
寒修行は上越市の高田地区の日蓮宗の僧侶や市民などが無病息災や家内安全を願いながら夜の町を回るもので92年前の昭和7年から行われています。
今年も大寒の1月20日にはじまりました。きのうの夜高田周辺の気温は1度。みぞれが降るなかおよそ30人が参加し大町4丁目の法顕寺を出発し8班に分かれて大町や仲町、東本町などをまわりました。
参加者は南無妙法蓮華経を唱えながらうちわ太鼓を鳴らします。地域の住民からはお布施が寄せられていました。
地域の人
「回っている方が一番大変だと思いますが昔から続いていることなので長く続けていくことが大切だと思う」
参加した小学生
「お経を唱えるとき南妙法蓮華経とか難しかった。またやってみたい、お経を唱えられるようにしたい」
法顕寺 池浦泰樹住職
「寒修行というものを若い人や初めての方が参加してくださる。僧侶としてしっかりやらなければそれが僧侶としての務め」
寒修行は来月3日の節分まで毎晩行われます。住民から寄せられた浄財は上越市を通じて能登半島地震で被災された方へ義援金として送られます。
地域の人
「今回能登半島地震に寄付すると聞いて大して力になれないけれどありがたいことだなと思う」
法顕寺 池浦泰樹住職
「能登半島の地震があってあれだけの被害があって能登地震の義援金として皆さんの気持ちを届けたい」
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