2023年09月12日 14:27更新
朝市や商店街を題材に地域の魅力を発信しようと、上越教育大学附属中学校の2年生がオリジナルの物語作りに取り組んでいます。12日(火)は朝市で買い物をしながら物語のタネを探しました。
附属中学校の2年生106人は、地域の魅力を多くの人に知ってもらおうと、オリジナルの物語作りに取り組んでいます。題材に選んだのは、高田本町商店街と大町の朝市です。
事前学習では、上越市の児童文学作家 杉みき子さんから、物語づくりのアドバイスをもらいました。ポイントは「自分の足で歩いて物語のタネを探すこと」です。
そこで12日は二・七の市や商店街で買い物をしながら物語の素材を探しました。
生徒
「小学校からここを通ってきた。温かさはもちろん、気軽に話しかけてくれる優しさを感じる場所」
また、出店者に「ふだんどんな方言を使いますか」と質問している場面もありました。
生徒
「『ばかうまい』などが方言と聞いた。方言は私たちも聞くことがあり(題材に)いいと思った」
生徒はこのあと、感じたことを基に、1人1編ずつ児童向けの短編をつくります。そのあと「がんぎの町の物語」という1冊の本にまとめ、小学生などに読んでもらうことにしています。
生徒
「人の温かさをモチーフにしたい。方言なども取り入れて、上越らしい物語をつくりたい」
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