2023年07月10日 12:01更新
上越地域医療センター病院を管理運営する上越市地域医療機構の新しい理事長に県立中央病院元院長の矢澤正知さんが就任しました。
矢澤正知さんは72歳。新潟大学医学部を卒業後、外科医として県内外の病院に勤務し、県立中央病院の心臓・血管・呼吸器外科部を経て、2007年から中央病院の院長を務めました。また、2017年からは知命堂病院の地域医療介護連携センター長を務めるなど、上越地域の医療に深くかかわってきました。
上越市地域医療機構の理事長には先月30日付けで就任しました。
矢澤新理事長はJCVの取材に対して、閉院の計画が明らかになった新潟労災病院の整形外科手術とリハビリ機能の受け皿の検討が急務だとしたうえで「当院は回復期、地域医療に重点を置いた機能が期待されている」とコメントしました。
また「当院のリハビリ機能と地域連携機能が大きな力を発揮できる」とし、患者支援センターを強化して慢性期の患者の急な症状悪化や短期入院など、地域ニーズに対応するとしました。
理事長の交代は前任の土橋均さんの任期満了に伴うものです。
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