2022年12月19日 14:43更新
今年の厄を落として新しい年を迎えてもらおうと上越市寺町3丁目の常顕寺で18日(日)、経文を唱えながら頭から水をかぶる水行と大祈祷会が行われました。
水行と大祈祷会は、今年の厄を落とし、新しい年の開運を願って毎年行われています。参加したのは「荒行」と呼ばれる日蓮宗の厳しい修行をやり遂げた僧侶6 人です。
この日は気温1度、雪が舞うなか、裸足と下帯一枚の僧侶が「水行肝文」という経文を唱えながら水をかぶりました。
常顕寺 西山要穂 住職
「見た目は非常に寒そうに見えたが、雪の中で水をかぶることができたので冷たいというよりも すがすがしい気分」
無事水行を終えると、本堂で大祈祷法要が営まれ、檀家およそ50人が手を合わせました。
参加者
「(水行を)こんな寒い中でやってすごいと思った。これ(祈祷)を受けられて また来年も元気で過ごせるといいと思う」
参加者
「毎年(来ている)すばらしい。夫が4月に亡くなったばかり。そんなことも考えた。今年は格別な心境だった」
常顕寺 西山要穂住職
「(祈願したのは)世界平和とコロナが早く終息すること。お参りに来た方の年中安泰、年中無難、健勝を祈願しました」
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