2021年10月01日 17:27更新
94年まえの名器にうっとり!
上越教育大学附属小学校で長年使われずに眠っていたスタインウエイのピアノの修理が終わり、1日に復活記念コンサートが開かれました。
これが復活したスタインウエイのグランドピアノです。昭和のはじめ、94年前の製造で、高田師範学校から受け継いだものです。附属小学校では長い間、使われていなかったピアノを、1日の開校40周年記念に合わせて復活させようと去年11月、修理に出していました。
式典では、蘇ったピアノの復活コンサートとして、各学年からオーディションで選ばれた6人が1曲ずつ演奏しました。
6年生
「(他のピアノと)音色が全く違う。弾く前からずっと楽しみだった。演奏で自分の気持ちを伝えたかった」
3年生
「(弾けて)とても嬉しかった。スタインウエイのピアノは弾くと重くてびっくりした」
4年生
「譜面台の透かし彫りがきれいで緊張がほぐれる感じがした」
ピアノの修理費用はおよそ350万円、卒業生や市民など357人からおよそ470万円の寄付が集まったということです。余った寄付金はピアノの維持費にあてられます。
学校では、児童をはじめ、保護者や市民がピアノを弾けるような環境づくりを目指したいと話しています。
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