2021年08月11日 16:45更新
県立大潟水と森公園の開園20周年を記念して、大潟区に伝説として伝わるカッパの像が、公園内に設置されました。
カッパの像は、県立大潟水と森公園の開園20周年を記念して、上越教育大学に制作を依頼して設置されました。大学で彫刻や陶芸を学ぶ学生と教授の16人が、全部で18体を作り、11日はそのうちの7体が設置されました。
大潟水と森公園の松浦正憲所長は「大潟区には『鵜ノ池のカッパ伝説』が伝わる。公園の自然と文化の象徴として、20周年の記念にカッパ像を造ろうとお願いした」と経緯を話します。
像を制作した上越教育大学の卒業生 坂木杏未香さんは「公共施設に作品を展示する機会はめったにないので、貴重な経験をさせてもらった。『子どもたちが一緒に触れ合える』をテーマにしたいと話を受けたので、子どもたちが遊ぶ風景などをイメージして造った」と、制作を振り返ります。
カッパ像は、ほとんどの作品が 陶磁器でできています。形や大きさは様々です。一番大きなものはエントランスに飾られた作品で、高さが85センチほどあります。
坂木さんの作品は、池に設置されました。坂木さんは「テーマは『金魚すくいをしているカッパ』。池の近くに設置したいと、造る前から決めていた。設置されているところを見て、自然に溶け合っていて良い場所を選んでもらったと思う。子どもたちにカッパ像を探して楽しんでもらえれば」と話していました。
残りの11体は、9月中に設置されます。松浦所長は「一つ一つを見るのも楽しく、それが18体もある。この機会にぜひ公園を訪れてほしい」と呼びかけています。
大潟水と森公園では20周年を記念して、カッパ像を巡るスタンプラリーやカヤック体験、キャンプ場の開放など、様々なイベントを企画しています。詳しくは、大潟水と森公園のホームページをご覧ください。
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