2017年06月05日 19:35更新
5月26日、校外学習で妙高市猪野山地内の湧水を飲んだ新井小学校の3年生と家族、合わせて166人のうち43人が、発熱、下痢、腹痛などを訴えていた。上越保健所が調査した結果、うち12人から食中毒を引き起こす菌のひとつ「カンピロバクター」が検出され、湧水が原因の食中毒と断定した。
学校では5月31日と6月1日に学年閉鎖の措置をとるなど対応。18人が治療を受け、3人が入院したが、全員快方に向かっているという。
保健所では井戸水や湧水などを塩素で消毒しない場合、必ず煮沸してから飲むよう呼びかけている。
【カンピロバクター】ニワトリ、ウシなどの家畜をはじめ、ペット、野鳥、野生動物などが菌を持っている。これらの動物に汚染された川などにも生息している。
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