2021年01月12日 16:34更新
将来に向かって新たに誓いを立てる「立志元服式」が9日に行われ、佐渡市立新穂中学校の3年生 20人が式に臨みました。
「立志元服式」は、かつて15歳前後に行われていた成人の儀式に習い、卒業を控えた中学3年生を対象に、自分の将来について考えてもらおうと地域住民らが企画し、開催している行事です。
式では、新穂中学校の卒業生で、中学校教諭を経て、現在 文部科学省の職員として働いている早川信哉さんがDVDでメッセージを寄せました。その中で早川さんは、自身が新潟県内の中学校で陸上部の顧問をしていたとき、教え子が全日本中学校陸上競技大会の男子800メートルで優勝したことにふれ「最後まで諦めない大切さを生徒から学んだ」と話しました。
また、早川さんは自身の目標として「生きていくうえで喜びを大切にしていきたい」と話し、メッセージを締めくくりました。
続いて、生徒の代表4人がそれぞれ自分の直したいところや、今後の目標などを漢字1文字で表現し、発表しました。
発表をした生徒は「ほかの人もみんな理由を持って1文字を決めていて、すごくよかったと思います」「様々なことに対して、自分で考えて行動し、たくさんの経験をして、よりよい人生にしていきたいです」と話していました。
式の後には、目標や夢を書いた色紙をもって記念撮影し、改めて自分たちが掲げた文字を胸に気を引き締めていました。
佐渡テレビジョン
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