2020年12月16日 15:45更新
今月7日から妙高市関山演習場と群馬県で行われている日米共同訓練において自衛隊員のコロナ感染が判明したことを受け、市民団体の市民連合・上越が、訓練を即時中止するよう求める声明を発表し、15日に上越市と妙高市に声明文を提出した。
声明を発表したのは市民団体、市民連合・上越。日米共同訓練は今月7日から妙高市関山演習場と群馬県相馬原演習場で行われている。新潟県は13日、相馬原演習場の訓練に参加していた新発田駐屯地所属の隊員4人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したと発表した。これをうけて市民連合・上越は訓練を即時中止すべきとする声明を発表した。
市民連合・上越の片岡豊事務局長は「コロナ禍第3波で今後の予測がつかない状況での訓練の実施。やはり心配していた新型コロナウイルスの感染が発生した。この訓練の在り方自体に大きな疑問を感じている。本来。情勢を見ながら実施すべきことが今回の訓練は情勢を無視して行っている」と話した。
市民連合・上越はこの後、上越市と妙高市に声明文を提出。受け取った上越市は、防衛省に声明文を送ったということ。さらに、市民連合・上越は、米軍に対して声明文をFAXで提出するということ。
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