2017年05月30日 12:45更新
外来生物“ブラックバス”を釣って駆除しようという催しが、6月10日(土)と11日(日)に妙高市池の平のいもり池で開催されます。
釣りの対象魚として人気のあるブラックバス(オオクチバス)は、北米原産の食欲旺盛な肉食魚。繁殖力が強く、日本固有の在来種の生息を脅かしている現状があります。それは、いもり池でも同様です。
この企画はブラックバスによって乱れた生態系を取り戻そうと、親子で釣りを楽しみながら、外来魚を駆除しようという環境保全活動です。
いもり池では記録は残っていないものの、20年ほど前からブラックバスの存在が確認されています。
平成元年にはモツゴ・キンブナ・メダカ・ドジョウ・ヌカエビなどの生息が確認されました。しかし、現在いもり池にはモツゴ・メダカ・ヌカエビは生息していません。ブラックバスの食害にあい、棲みかを奪われ、姿を消したとみられています。
こうした現状もあり、いもり池では20年ほど前から駆除活動が続けられています。2年前から一般参加者も募り、市民も一緒になって活動しています。
当日は外来生物の講義の後、釣り大会がスタート。一番大きな魚を釣った人にはプレゼントも!
参加には申込みが必要です。締切は6月2日(金)。詳しくは下記までお問合せください。
ブラックバスをやっつけろ! 親子バス駆除 釣り大会
日時:6月10日(土)、11日(日)13:30~16:30
会場:妙高高原ビジターセンター
締切:6月2日 定員に達しない場合は当日参加も可能
※釣り道具は無料レンタル可能 自前の道具でもOK
問合せ:℡0255-86-4599
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