2020年07月01日 18:46更新
妙高市道の駅あらいに、複合施設「四季彩館みょうこう」が今月23日にオープンする。1日はメディアに向けた内覧会が行われた。
道の駅あらいは、従来の施設の国道18号線を挟んだ向かい側、3万8,000㎡の敷地に拡張された。「四季彩館みょうこう」は、その一部として完成、木造平屋建てで延べ床面積は約1,000㎡、駐車場は241台分ある。
建物に入って左側は直売所。地元の農家約60人が育てた野菜や加工品を販売する。
また直売所の奥には雪室があり、野菜やコメなどを貯蔵して、随時売り場に並べる。200トンの雪を入れることができ、観光用に見学スペースを設けた。
ここは加工所。笹団子やおこわ、地元のコメを使ったせんべいなどを作って販売する。
直売所の反対側にはレストランがあり、地元の食材の他、海産物を使った料理が提供される。調理は糸魚川市の飲食店と連携するということ。席数は約60。
外へ出ると建物の隣には芝生広場が広がる。広さは9,450㎡。炊事場を使ってバーベキューを楽しむことが出来る。市ではバーベキューに使う食材の販売や道具の貸し出しを検討している。
「四季彩館みょうこう」は今月11日からプレオープン、今月23日にグランドオープン、当日と翌日は芝生広場でビアガーデンが開催される。また買い物1,000円ごとに、商品券や景品が当たる福引抽選会やうちわのプレゼントもある。
なお拡張された道の駅は、防災拠点としての役割もあり、芝生広場は避難場所として活用される。あわせて、陸上自衛隊の拠点にもなるということ。入村市長は「防災が原点。実際に避難する時を考えて、テントなど野営する人のための準備を進めている。コロナ対策として密にならないよう想定している」と話した。また入村市長は今後、芝生広場に子どもが遊べるボルダリングやトランポリンなどを設置したいと話している。
Copyright (C) 2016-2023 上越妙高タウン情報 All rights reserved.