2020年06月10日 18:07更新
上越市高田では10日も最高気温30.1℃の真夏日となった。連日の暑い気温の中、妙高市立妙高高原南小学校では全校児童がプールを清掃した。
午前中は1から3年生までがプールサイドの草取りやプールの中の泥かき。午後からは4年生以上の33人がデッキブラシやたわしでプールの底を磨いた。5年生は「汚れがこびりついて落としにくい。気持ちよく入りたいからちゃんときれいに」「きれいになって泳ぐのが楽しみ」と話していた。
作業が進むと子どもたちは先生がかけるバケツやホースの水に自らかかり、さらに体操着の下に着こんでいた水着になって「本気モード」に突入。体全体を使って約1時間、泥だらけだったプールをピカピカに磨き上げた。
妙高高原南小の水泳授業は今月29日から始まる。妙高市では3密にならないよう配慮したうえ、校長の判断で水泳授業が実施可能。妙高高原南小では低、中、高学年で児童を分けて約20人前後で授業に臨むとしている。湯浅昭司校長は「子どもの人数が少ないので活動を計画的にやればコロナ対策もできる。大きい子は泳げるので一方通行で、小さい子はしっかり間隔を取り、指導者の大人もしっかりついて、水に慣れ親しむ活動を考えたい。やはり学校は楽しい活動をいっぱいやることが大事」と話していた。
なお、上越市教育委員会では今年度小中学校のプール授業は行わない方針。
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