2020年05月20日 12:05更新
国民に一律10万円が給付される特別定額給付金について、妙高市は山間部などに住む交通弱者を対象に、申請の「出張受付」を20日からはじめた。その際、提出しなければならない書類のコピーもできるようにしている。
出張受付は27日までに、妙高高原地区や長沢地区など市内16か所で行われる。特定定額給付金の申請には、銀行口座や本人の確認証のコピーが必要だが、交通弱者は自宅から遠く離れたところまで行けない状況にある。そうした人のため受付けには、コピー機を設置し1枚10円でコピーをとれるようにした。
矢代コミュニティセンターでは、午前9時過ぎ、地元住民がさっそく手続きに訪れていた。手続きに訪れた人は「コピー機が家にないので来た。近くでよかった」「申請で聞きたいことがあったのと、家の近くなので来た。手続きが簡単でよかった」などと話していた。
地域共生課の髙橋正一課長は「申請ができない状況を作りたくなかった。住民に喜んでもらえたのでよかった」と話した。出張受付けの場所と日時は市にお問合せください。
妙高市の給付対象は約3万1,700人、1万4,000世帯。市によると、きのう19日までに全体の約7割から申請書が届いたということ。給付金はもっとも早くてあす21日の振り込み予定だったが11日と12日の受け付け分、95世帯188人分については予定より3日早いおととい、振り込みを終えた。また、13日から15日までの受け付け分についてはあす21日に振り込まれる。
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