2017年05月01日 22:01更新
上越市板倉区で体色が青いアマガエルが見つかった。
写真:4月23日板倉区内
青いアマガエルを見つけたのは、上越市で両生類の研究をしている佐藤直樹さん(33)。カエルの調査中に偶然発見した。
佐藤さんによると、カエルは通常、皮膚に黄・虹・黒色素胞を持っている。黄色素胞が欠損し、虹色素胞が発達すると、写真のような青いニホンアマガエルになる。
青色の個体は1代限りの珍しい色。なぜかメスのみに見られ、正常な色のオスと交配しても青色は遺伝しないそうだ。
「自然界では目立つため、天敵(ヘビや鳥など)に狙われやすく、恐らく長生きはできない」と佐藤さん。野外で観察していると、時々見かけるそうだが「見られたのは運が良かったのかもしれない」と話している。
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