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町家シェアハウスで三和土土間づくり

2017年04月26日 16:37更新

上越市大町3では、空き家だった町家を学生など5人が入居できるシェアハウスに改装する工事が進んでいる。市が、中心市街地の空き家対策とコミュニティーの活性化を目的に、空き家だった町家を昔からの風情を残しつつ改装。費用は、土地代も含めておよそ3,300万円。

たたき3

きょうは、通りに面したスペースに土を入れ、かつて町家でよく見られた三和土(たたき)土間(どま)にする作業が行われた。使うのは、山砂と石灰、塩化カルシウムを混ぜた赤土。

「たこつき」と呼ばれる道具を使って突き固める。見学に訪れた地元の建築業者や近くの住民も作業に加わり、汗を流した。

たたき2

たたき

上越市建築住宅課の上田課長は、「若い学生などに入居してもらう。町内会長と一緒に地域を盛り上げる活動をしてほしい」と話している。

この町家では、来月6日と7日に吹き抜けに手すりを取り付ける工事が、13日と14日には内壁にしっくいを塗る工事が行われる。どちらも見学可能。しっくい工事には申し込めば体験も可能。(申し込み先 新潟県建築士会上越支部 025-526-0624)

 

町家シェアハウスの入居募集は7月に。入居は9月。

 

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