2017年04月25日 10:59更新
24日 リージョンプラザ上越
米山隆一 知事が県内各地を訪れ、県政の様々な課題について県民と意見交換する「知事とのタウンミーティング」が24日に上越市で開催された。
知事就任後、初開催となったタウンミーティング。テーマは「鉄道と連携した地域活性化」。北陸新幹線、えちごトキめき鉄道の開業から3年目を迎え、鉄道と連携して地域活性化に取り組む団体や企業をパネリストに迎え、上越地域の活性化について意見交換した。
えちごトキめき鉄道と連携して地域活性化に取り組む「高田まちねっと」代表の宮越紀弥子さんからは「夏に雁木で開催する風鈴街道を、上越妙高駅でもできないか」と提案があった。
頚南バス代表で取締役専務の佐藤英明さんは、地域の連携について「高田の魅力のひとつである雁木まで、上越妙高駅からバスで5分から10分で行けるイメージをつくり、高田まちねっとのおもてなしで迎えてもらえば連携できる」と話した。
コーディネーターを務めた青森大学の櫛引素夫さんは「地域活性化に鉄道資源、駅一帯の空間を使わない手はない。青森県八戸駅では自由通路を利用し、地元の人が店を出したことで成功した」と事例を紹介した。
パネリストから意見を聞いた、米山知事は「様々なアイデアに対し、県としてどういう手助けができるか、いろんな人に意見を聞いて、みんなでまちづくりをしていきたい」と話した。