2020年03月18日 08:36更新
直江津の出身で都会からUターンした仲田忠洋さんが上越市中央にある「なおえつ茶屋」で今週20日からハガキ絵展を開く。仲田忠洋さんは77歳、上越市旧古城の出身。高校を出てから長く東京で働いていたが2年前、故郷にUターンした。
仲田さんは「60年も地元から離れていたからか、地元の良さを感じる。子どもの頃には感じなかったのが、今はすごく感じる。 帰ってきて風景などを見ていて地元への好奇心を強く感じる」と地元について語った。
仲田さんが描くのはハガキ絵。会場のなおえつ茶屋には40点以上が展示される。テーマは国内外の旅行で見た風景、そして故郷・上越。作品はどれも水彩画で写真をもとに描いている。仲田さんは「懐かしさを感じてほしい。作品を見ていいなと思ってもらえれば」と話していた。
仲田大ニが描いた直江津
仲田さんの父は瞽女の絵で知られた画家・仲田大二。仲田さんは「父親は城北中学校の元校長、その後画家として活動していた。子どもは親の背中を見て育つ。自分も今は似たようなことをしている。絵を描いているのがすごく楽しい」と心境を語った。
左:河端紀子さん
展示会は仲田さんにとって今回が初めて。10年ほど前から顔なじみだったなおえつ茶屋の店主、川端紀子さんにすすめられたのがきっかけ。川端さんは「コロナの影響もあるが、いろいろと嫌なことを忘れて、店でコーヒーを飲みながら作品を見て春を感じてほしい」と話した。
仲田さんのハガキ絵展は今月20日金曜日から来月4日までなおえつ茶屋で開かれる。なお、日曜日と月曜日が定休日、来月2日が臨時休業となっている。仲田さんは今後、上越だけでなく妙高にも足を運び作品を描きたいと話していた。
※ご覧の記事の内容は2020年3月17日(火)JCVニュースLiNKで放送予定(TV111ch)初回18:30
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