2017年04月15日 19:23更新
上越市三和区の三和西部工業団地で1200本のサクラを楽しむイベントが15日と16日の2日間、三和西部スポーツハウスで開催された。
三和西部工業団地には昭和60年に工業団地内の企業が植えた1200本のソメイヨシノがある。イベントは団地にあるサクラを多くの人に知ってもらい、花見を楽しんでもらおうと三和商工会と工業団地の協同組合が初めて開催した。
実行委員会によると、工業団地内のサクラは4月14日ごろに満開になった。イベント初日の15日に行われた開会式で工業団地協同組合の小林清作理事長は「桜の陣が10年、20年と続き、子どもたちが地元を離れてしまっても、思い出として残れば意義のある会になる」とあいさつした。
このあと会場では三和区岡田で郷土芸能の歌や踊りを保存継承するグループが「岡田の春駒」や岡田小唄など4曲を披露。
会場では地元のグルメ屋台が登場した他、バーベキューグリルが用意され、サクラを見ながらバーベキューを楽しんだ。
三和区野に住む男性は「地元で見られるサクラはすばらしい。開催した商工会や組合に感謝したい」と話した。
実行委員会の西山薫委員長は「雨が降ったことは予想外だったが、たくさんの人が来て盛り上がり、第1回目としてはよかった。」と話し、「花見から三和の1年が始まるようなイベントにしていければ」と来年以降の開催に意欲を示した。
※2017年4月17日 ニュースLiNKで放送 初回18:30~